かつては「女性のひとりエッチ」事情はベールに包まれていました。ところが先日、「女性用1人エッチ」の教科書が発売されました。女性のエッチ事情が変わってきているのかもしれません。
『もっと知りたい!オンナのコのひとりえっち』という本が発売されました。これは女性のために様々な「ひとりエッチ」の方法を、イラストや漫画付きでわかりやすく解説した本です。別の出版社からは男性向けに『ひとりでえっち』という本も発売されていますが、最近書店のサブカル系書籍コーナーには、この手のマニュアル本が山積みされています。
◆「SM」「アナニー」から「就職」まで、続々刊行される「萌え系マニュアル本」
表紙や本文に萌えキャラや漫画を採用し、オタクや非モテが手に取りやすいように配慮された「萌え系マニュアル本」の市場はかなり大きいのです。その元祖としては大学受験用英語教材『もえたん』があるが、現在では「戦車」「銃器」「ファンタジー世界」「株」「ブログ」「エクセル」「就職」など様々なジャンルの「萌え系マニュアル本」が刊行されています。
特に最近は非モテのために「セックス」のやり方を教示する『30歳の保健体育』や、アナルオナニーを紹介する『ひとりでできるもん~アナニー入門~』など、恋愛・セックス・オナニーなど性関連のマニュアルが増えています。中には『さあ、やってみよう~催眠オナニー入門~』など、CD付きの本格的(?)でマニアックなものまで登場しています。
今は衝撃的な女性用の一人エッチの書籍ですが、常にオタク文化はショックと共に市場に受け入れられています。カラタイ(カラータイツ)ニーソ(ニーソックス)などかつてオタク文化にすぎなかったものが、一般的な市場で受け入れられることが増えているようです。近いうちに、モテ、非モテに関わらず、非モテタイムズ読者もこういった本にお世話になることがあるかもしれません。
(小山内)
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